• HOME
  • 住宅ローンのつなぎ融資

住宅ローンのつなぎ融資って何?

今回は、つなぎ融資についてお話したいと思います。

つなぎ融資とは、住宅ローンを申し込んだ金融機関から融資が実行される時期が、建物や土地の支払い時期より遅い場合に、一時的に借りる別のローンを指します。

金融機関の融資実行時期は様々ですが、例えばフラット35では、建物が完成し、建物や土地の登記が済み、抵当権を設定できた後に融資という流れになります。

住宅を取得するといっても、新築か中古か、一戸建てか集合住宅か、注文住宅か建売住宅かなどいろいろな形態があります。

その中で、新築注文住宅の場合には、他の形態と比べお金の支払い時期が異なります。

注文住宅以外の住宅取得の場合には、一般に、売買契約を行って所定の手付金を支払えば、建物引渡しの前に残金を支払うことになります。新築注文住宅の場合には、売買契約ではなく建築請負契約を締結ことになります。

そして、着工金・中間金・残金と3回程度に分けて建築代金を支払う慣例になっています。

どの時期にどの程度の金額を支払うかは、交渉ごとですが、一般には、着工金3割、中間金3割、残金4割などといわれています。

そうすると、建物が完成する前に建物代金の6割程度を支払わなければなりません。

自己資金を用意できる人には問題ありませんが、住宅ローンに頼る人は着工金・中間金の段階でローンの融資は下りていませんので、つなぎ融資を受ける必要があります。

その他、現在自分が所有している住宅を売却して、売却資金を新たな住宅購入にあてる場合、住宅の売却先がスムーズに決まり、売却代金がタイミングよく入ってくる保証はないので、一般には売却資金が確保できるまでつなぎ融資を受けることになります。

つなぎ融資の特徴として、高額のローンであっても担保は必要ありません。

例えば新築注文住宅の場合、通常の住宅ローンの抵当に設定されるべき建物はまだ存在していませんが、住宅ローンによる融資が決定していることが前提なので、金融機関にしてみれば資金が回収できない危険性が低いためだと思われます。

しかしながら、金利変動型の住宅ローンなどと比べても金利が高く、短期の融資とはいえ、支払う利子は10万円以上になるケースもよくあります。

また、ローンを組むための手数料も当然かかりますので、できればつなぎ融資を受けずに住宅を建てるに越したことはありません。

つなぎ融資が必要な場合でも、不動産会社や建築会社によっては、代理受領という方法でつなぎ融資を回避できる場合があります。

代理受領とは、住宅ローンの融資を受けることを前提に、代金支払い前に物件を引き渡すシステムです。引渡しが完了すると登記を行うことができ、金融機関の融資を受けることができます。

しかし、代理受領を行ってくれるかどうかは、不動産会社や建築会社によりますので、事前に確認・同意しておく必要があります。

住宅ローン審査落ちたくない方におすすめランキング!