• HOME
  • 団信生命保険の債務弁済条件

団体信用生命保険の債務弁済に条件はある?

今回は、団体信用生命保険によって債務が弁済されるための条件についてお話したいと思います。

団体信用生命保険は、ローン申込者が死亡したり高度障害状態になったりした場合に、保険金でローン残高を返済するしくみです。

残された家族がローン返済の肩代わりをするなどのリスクを無くす、有益なしくみだと思います。私も住宅ローンを組む際には、団体信用生命保険に加入しました。

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の「機構団体信用生命保険特約制度」によると、住宅ローンの債務が弁済される場合は、下記の通りです。

1.加入者が死亡した場合
2.高度障害状態になった場合
  ◆ 両眼の視力を全く永久に失ったもの
  ◆ 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
  ◆ 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
  ◆ 胸腹部臓器に著しい傷害を残し、終身常に介護を要するもの
  ◆ 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  ◆ 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  ◆ 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  ◆ 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

難しい言い回しが多いですが、どれも明らかに仕事ができない、つまり安定した収入を得られない状態です。万一の場合でも、住宅ローンの残高が清算できるということは、ご家族にとっては安心ですね。

しかし、上記の状態になれば必ず弁済されるわけではありません。まず、死亡については、保障の開始日から1年以内に自殺した場合には弁済されません。また、加入時に記載する告知書に嘘を書いていたときにも、保険は適用されません。

ローンの債務者が2人いる場合(親子リレー返済など)では、どちらか1方が団体信用生命保険に加入できますが、加入者が上記のような状態になれば、住宅の持分や返済額等によらず、その時点の住宅ローンの残高全額が弁済されます。

つまり、親子リレー返済で、親が団体信用生命保険に加入していた場合、親が先に亡くなると、子供は1円も払わずに、ローンが清算される場合もあるわけです。

逆に、子供が先に亡くなった場合、保険の対象にはなりませんので注意が必要です。

ローンの債務者の2人が夫婦ならば、「デュエット」と呼ばれる夫婦連生団体信用生命保険を利用することもできます。

その場合には、夫婦のどちらかが死亡または高度障害状態になると、住宅の持分や返済額等によらず、ローン残額全額が弁済されます。

住宅金融支援機構のWEBサイトには、「いずれかのご加入者の故意により、もう一方のご加入者が死亡または高度障害状態になられたときは、弁済されません」というただし書きがあります。。。。つまり、相手を殺したりしたらだめよ、ということですね。当たり前の話ですが。

住宅ローン審査落ちたくない方におすすめランキング!