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住宅ローンのアドオン返済って何?

今回は、「アドオン返済」についてお話したいと思います。

アドオン返済という言葉自体、あまり聞いたことがないのですが、ローン返済方法の一つです。

アドオン返済の特徴は、最初の元本に対して金利がかかり、トータル金額を支払い回数で割って毎月返済するということです。

名前の由来ですが、分割支払いする手数料が、元本価格に上乗される(アドオン【Add on】される)という意味で、アドオン返済と呼ばれているようです。

よくある「元利均等返済法」や「元金均等返済法」などとは違って、最初の元本に対して金利がかかりますから、例えば、繰り上げ返済を行っても支払利子は変わりません。

ですから、アドオン金利を実質金利に換算すると、非常に高くなります。

いわゆる普通の返済方法では、借りたお金を毎回返済すると、当然、ローン残高が減っていきます。その減った残高にその都度金利をかけます。

この返済方法を残債方式といいますが、残債方式で使われる金利が実質金利です。アドオン方式は長期のローンには向いていません。

アドオン返済の計算方法は結構簡単です。実際に、金利を計算して見ましょう。

元金が60,000円で、毎月1回の支払いで3回均等払い、アドオン率を2%とします。

金利は、60,000円×0.02=1,200円となります。

元金に足すと、60,000円+1,200円=61,200円になり、毎月の支払いは、61,200/3=20,400円になります。

この支払いを実質年利で表すと、何%になると思いますか?

実質年利に換算すると、11.96%になります。なんと、アドオン率の表記の6倍程度に跳ね上がっているわけです。

ここで、ややこしいのは、アドオン率は年利でも月利でもなく、あくまで、元本に掛ける比率です。

よく記載されている実質年利などとは根本的に計算方法が違うため、このような大きな開きになってしまいます。

クレジットの分割払いなどでは、アドオン返済と実質金利が併記されているケースがあります。併記されていると、どちらを見てよいかわからず、結局混乱してしまいます。アドオン金利の低さに惑わされて、高い金利を支払う、なんてことにならないように、くれぐれもご注意ください。

しかし、ご安心ください。現在の住宅ローンでアドオン返済ということはほとんどないと思います。実質金利で表示することが義務付けられています。

ただし、アドオン返済という言葉を知っておいて損はないと思います。金利表示が低い場合に、「これは、アドオン率ではないですよね!」といってみてください。

おそらく、担当者は、「おっ」という表情に変わり、結構ローンに詳しい人だなぁ、と一目置いてもらえることでしょう。。。。。。。。。たぶん。

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