• HOME
  • 返済負担率

住宅ローンの返済負担率って何?

今回は、返済負担率についてお話したいと思います。

返済負担率とは、住宅ローンの年間返済金額の税込み年収に対する割合を言います。収入の何パーセントを返済にあてているかで、支払いの健全性の目安にしようというものです。返済割合とも言います。

何パーセント程度が健全なのかについては、諸説あるようですが、銀行などの金融機関がローン審査をする際の目安として、25〜40%程度だといわれています。

一般に、年収が多いほど返済負担率の基準も高く設定されます。

旧住宅金融公庫では、返済負担率の基準を下記のように設定していました。

◆ 年収300万円未満: 25%以下
◆ 年収300万円以上、400万円未満:30%以下
◆ 年収400万円以上、700万円未満:35%以下
◆ 年収700万円以上:40%以下

住宅金融公庫から住宅金融支援機構に変わり、平成19年10月1日以降の返済負担率の基準は下記のように変更になりました。

◆ 年収400万円未満: 30%以下
◆ 年収400万円以上: 35%以下

例えば、年収700万円の人は、年間の返済額を700×0.35=245万円以下に抑える必要があります。仮にフラット35を利用したとして、この返済額でいくら借りられるのでしょう?

フラット35の年利を3.2%とした場合、住宅金融支援機構のWEBサイト「フラット35らくらく診断」で計算してみると、借り入れ限度額は5154万円と算出されました。結構借りられるものですね。

この額は、借りようと思ったら借りられる額であって、返済できる額を保証してくれているわけではありません。安全範囲を示してくれているわけでもありません。

あなたが、もし、「家のためなら、ほかの何もかも我慢する」 という人なら別ですが、個人的な意見としては、どれだけ多くても年収の25%を超えるべきではないと考えています。

先ほどの年収700万円の人であれば、700×0.25=175万円以下となります。元利均等返済方式で、ボーナス月の増加なし、として計算すると、借り入れ限度額は3681万円になります。

頭金を2割入れると仮定すると、支払い面からみた適正な不動産価格は4601万円以下となります。

他の年収についても、計算しておきましょう。年収500万円の人は、年間の支払限度額を125万円と設定し、借り入れ限度額は2629万円です。頭金を2割入れると仮定すると、支払い面から見て3286万円が適正な不動産価格になります。

最後に、年収1000万円の人について計算してみます。年間の支払限度額を250万円と設定し、借り入れ限度額は5258万円です。頭金を2割入れると仮定すると、6752万円が適正な不動産価格になります。

安全すぎる検討だと思われるかもしれませんが、私はこのあたりが適正だと考えています。

確かに、限度額いっぱいのローンを組んでも、大丈夫な人も多くいるでしょう。しかし、サブプライムローンの事例を持ち出すまでも無く、限度額いっぱいのローンは、ごくわずかな外乱が入っただけで簡単に破綻してしまうでしょう。

住宅ローン審査落ちたくない方におすすめランキング!